はじめに
病院の先生と両思いになるのは簡単
最初に結論を言います。
病院の先生と両思いになるのは、簡単です。
これが、結論です。
でも、「簡単」というのは、誰でも必ず両思いになれるという意味ではありません。
好きになった先生に、好意を伝えるためのアプローチ方法にはパターンがあり、その選択肢が限られているから、なにをすべきかが誰にでも簡単に理解しやすい、という意味の「簡単」なんですね。
つまり、やるべきこと、やっていはいけないことが、パターン化されているから、再現性があるんです。
そして、そのパターン化されたルールに従えば、好きになった先生が小さなクリニックのかかりつけ医でも、大きな大学病院の医師でも、相手が男性でも女性でも、若い医師でもベテラン医師でも、その法則が当てはまります。
この記事は、心理学の視点から、それを解説していきます。
この記事の内容について
この記事は、全部で12の章に分かれています。
第1章～第9章をこの記事の中で公開し、第10章～第12章をnoteで公開しています。
恋愛に慣れていて自信のある人はもちろん、恋愛に慣れていない人や自信がない人でも、好きになった先生にアプローチするための方法が分かります。
それを知らずに失敗して後悔しないために、全ての章をしっかり読んでぜひ参考にしてください。
病院の先生に好意を伝える注意点
好きになった先生に好意を伝える前に、必ず知っておいて欲しい注意点があります。
それは、あなたがその先生に、異性として好意を持っていることを告白してしまうと、今までの関係が変化してしまうということです。
異性として意識するようになると、ただの患者と医者の関係ではなくなってしまうんですね。
それは、逆の立場でも同じことが言えます。
患者であるあなたに対して、先生のほうが好意を持っている場合も、やはりそれを患者であるあなたに伝えてしまうと、今までの関係が変化してしまうのです。
だから、どちらか一方、またはお互いが好意を持っていても、なかなか言葉にできないんですね。
簡単に言えば、気まずくなるのが怖いから、異性として好意があることを言えないのです。
ほかにも、病院という場所には、ほかの患者さんや看護師さんなど、周囲の目があることも忘れてはいけません。
また、あなたから見て素敵な先生は、ほかの患者さんや看護師さんから見ても素敵なので、ほかの人から盗られてしまうパターンもあるのです。
これらのすれ違いや失敗は、好きになった先生の好意サイン、すなわち、脈ありか脈なしかの判断を知らないことに原因があります。
この記事では、好きになった先生との関係を壊さないために、必ず知っておいて欲しい注意点も解説しています。
ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
この記事はとても長いですが、あなたの人生が変わるかもしれません。
第1章 基礎知識① 先生の心理と好意サイン
患者を好きになっても言えない
病院の先生の心理として、最初に知っておいて欲しいのが、「患者を好きになっても言えない」という心理です。
そもそも、病院の先生が患者を好きになってはいけないという法律はありませんし、人が人を好きになることは誰にも止められません。
でも、医療従事者という立場上、患者に恋愛感情を抱いてしまうことや、それを言葉にしてしまうことに、罪悪感を感じる先生は少なくないのです。
また、病院という場所は、ほかの患者さんや看護師さんといった周囲の目もあるため、なおさら一人の患者だけを特別扱いできないのですね。
だから、そんな心理を察してあげて、患者であるあなたのほうから何らかのアクションを起こさないといけないのです。
病院の先生は、そんな心理を抱えている、という基本を押さえておいてください。
恋愛する余裕がない
病院の先生は、恋愛をする心理的、時間的な余裕がありません。
小さなクリニックの先生も、大きな大学病院の先生も、人手不足の医療現場で命を削って働いています。
だから、熱心な先生ほど疲弊してしまい、自分自身のプライベートを充実させることなど、二の次になってしまっているんですね。
でも、病院の先生も一人の人間なのですから、いずれは結婚して幸せな家庭を築きたいと考えているものです。
そんなジレンマを変えられるのが、患者と医者という運命の出会いなんですね。
癒してあげる存在が必要
一つ前の見出しで、「医者は患者を好きになっても言えない」という心理や、「忙しすぎて恋愛する余裕すらない」という現実があることをお話しました。
それを踏まえて言える答えが、「癒してあげられる存在が必要」という事実なんですね。
そもそも、病院の先生は、患者を治すこと、すなわち癒すことを使命としています。
でも、逆に、そんな先生を誰が癒してあげているのでしょうか。
普段、患者を癒すために自分を犠牲にしている先生に、逆に癒しを与えられる存在こそ必要であり、患者であるあなたがその存在になれるチャンスを握っているんですね。
第2章 基礎知識② 病院という場所の特徴
患者や看護師から見られている
病院という場所は、ほかの患者さんや看護師さんから常に見られている公共の場です。
だから、好きになった先生とプライベートな会話をするきっかけを作るのが難しく感じてしまうんですね。
それは、先生も同じです。
ほかの患者さんや看護師さんから見られているという意識があるから、必要以上に患者さんと2人きりで話をすることができません。
特に、相手が異性の場合、誤解を生むからです。
だから、人目を避けて2人きりになれる貴重な瞬間を、逃さないように掴まないといけないんですね。
幸いなことに、診察室や病院の中で先生と会話をすることは、周りの人から見れば、普通に診察や相談をしているように見えます。
周囲への配慮は欠かせませんが、他人を気にしすぎて、話しかけるきっかけを失うことがないように注意してください。
恋愛感情に気付きにくい
一つ前の見出しでもお話したように、病院の中では、患者も医者も、プライベートな会話をしてはいけない雰囲気があります。
その理由は、病院の中にいると、ほかの患者さんや看護師さんから常に見られているという意識があるからです。
だから、ほかの場所と比べて、好意サインを表に出しにくいんですね。
好意サインを出しにくいと、相手から見ても恋愛感情に気付きにくくなってしまいます。
だから、もしもお互いに好意を持っていたとしても、お互いが気付かずに片思いのままになってしまうこともあるんですね。
つまり、患者と医者の恋愛は、脈ありサインと脈なしサインの見極めが難しいのです。
でも、好意を伝えるためにアクションを起こす前に、脈ありなのか脈なしなのか見当をつけておかないと失敗して気まずくなってしまうので、この記事の後半では、好意サインの見分け方について一つの章を使って詳しく解説しています。
特に大事な章なので、ぜひ参考にしてください。
タイムリミットがある
病院という場所には、そこへ出入りできるタイムリミットがあります。
そもそも、病院へ行くということは、ケガや病気を治療するという名目が大前提です。
なにも用がないのに、通院することも入院することもできません。
逆に言えば、どのようなケガや病気でも、それが完治してしまったらもうその病院へ通う名目がなくなってしまうのです。
つまり、好きになった先生に会えなくなってしまうんですね。
日本中に無数にある病院の中から、その病院を選び、運命の先生に会えたのはなにかの奇跡です。
そんな奇跡を失わないためにも、なるべく早く行動したほうがよいのは言うまでもありません。
第3章 基礎知識③ 患者の心理
消極的になりがち
病院の先生を好きになっても、なかなか前に踏み出せずに辛い理由は、そもそも、あなた自身が患者という立場で先生と出会ったからです。
そもそも、病院へ行かなければいけないということは、大なり小なり、ケガや病気を抱えているということ。
だから、気持ちが弱ってしまい、好きという感情に気付いてもそれを行動に移すことに消極的になってしまうんですね。
先生を好きという気持ちに気付いているのに、「どうせ叶わない」と決めつけてしまうと結ばれません。
実際、患者と先生がカップルになったり、幸せに結婚することもあるのですから、可能性はあると言えるのが事実です。
迷惑かもしれない、勘違いかもしれないと、不安で辛くなってしまう気持ちは分かりますが、だからこそ、その先生の好意サインをしっかり判断できるようにする必要があるんですね。
脈ありサインと脈なしサインの違いについては、この記事の後半で解説しています。
気持ちが焦ってしまう
病院の先生を好きになったときに、その気持ちが抑えられず、焦ってしまうのは理由があります。
その理由とは、会える回数に限りがあるからです。
そもそも、通院中や入院中でも、主治医や担当医と2人きりで自由に会話できるタイミングはとても少ないですよね。
しかも、病院という場所は、ケガや病気を治すために行く場所なのですから、それが完治してしまえば行く必要がなくなります。
つまり、好きになったその先生に、もう会えなくなってしまうのです。
だから、病院の先生を好きになった場合、必ずタイムリミットがある、ということを覚えておいてください。
決して焦る必要はありませんが、でも、着実に行動しなければ失ってしまうんですね。
不釣り合いな高望みに思えてしまう
頭がよくて高収入で、しかも優しくて性格もいい先生を思い浮かべると、自分とは不釣り合いな高望みに感じてしまうかもしれません。
でも、実際に、患者と医者が結婚することもあるように、手が届かない存在ではないんですね。
むしろ、主治医や担当医を好きになっても、その気持ちを伝えられずに諦めてしまう人が多いからこそ、そのおかげでチャンスがあるとも言えます。
但し、あなたから見て素敵だと思う先生は、ほかの患者さんや看護師さんから見ても素敵なので、ライバルに盗られないためにはやはり行動する勇気も必要なんですね。
第4章 準備① アプローチ方法は2つある
患者から告白する方法と、先生に告白させる方法
好きになった先生と距離を縮める方法は、2つのアプローチ方法があります。
一つ目は、患者から（あなたから）先生へ想いを伝える方法です。
そして二つ目は、先生から患者へ（あなたへ）想いを伝えるように誘導する方法です。
そもそも、好きになった相手と両思いになるためには、お互いが相手に好意を持っているのが前提です。
でも、その好意をどちらから先に伝えるかによって、アプローチ方法が2つに分かれるんですね。
この記事では、患者から先生へ好意を伝えるやり方も、先生から患者へ好意を伝えるように仕向けるやり方も、両方のアプローチ方法を順番に解説します。
今は、好きになった先生に好意を伝える方法は2つある、ということを押さえておいてください。
そして、あなたに合っている方法がどちらなのかを考え、あなたに合った方法で距離を縮めると失敗しません。
患者から先生へのアプローチが難しい理由
一つ前の見出しで、好きになった先生に好意を伝える方法は、2つあるというお話をしました。
そしてそれは、患者から先生へ好意を伝えるやり方と、先生から患者へ好意を伝えるように仕向けるやり方の、2つのアプローチ方法がある、というお話をしました。
でも、どちらかと言うと、患者から先生へ好意を伝えるほうが、難しいのが現実なんですね。
そもそも、先生から患者へ好意を伝えるように仕向ける誘導は、先生が患者に好意を持っていないと行動に表れません。
つまり、先生から患者へ好意を伝えるように仕向けると、先生が患者に好意を持っているときだけ行動を起こしてくれる。
逆に、好意がないなら、行動にも表れないから、気まずくなることがないんですね。
でも、患者から先生へ好意を伝える場合、もしも、先生が患者へ好意を持っていなくても、それを事前に本人から聞くことはできません。
だから、勘違いや思い込みをしてしまい、失敗して気まずくなってしまうんですね。
そもそも、患者であるあなたが感じている先生の好意は、異性としての好意なのか、仕事をする上での好意なのか、その見極めがとても難しいものです。
もともと、病院の先生は、患者に優しく接するのが当たり前の行動だからです。
でも、患者から先生に好意を伝えるアプローチが難しいことは、それが不可能であることとは違います。
実際、病院の先生と患者が両思いになり、恋人になったり、結婚したりするカップルもいるからです。
但し、失敗や気まずくなることを避けるためには、先生に好意があるかどうかを見分ける判断基準を知っておかないといけないんですね。
行動前の準備が最重要
患者から先生へ好意を伝えるときも、先生から患者へ好意を伝えるように仕向けるときも、どちらのアプローチでも共通するのが、事前の準備が最重要ということ。
そして、その事前の準備とは、好意サインを見分ける判断基準を知ることなんですね。
恋愛において、その好意サインのことを、脈ありサイン、脈なしサインと言います。
脈ありならあなたに好意を持っているということ、脈なしならあなたに好意がないことが分かるんですね。
この、脈ありサインと脈なしサインを、事前になるべく正確に確認しておくことで、勘違いや思い込みによる失敗を防げます。
だから、好きな人へのアプローチ前の、事前準備が最重要なんですね。
第5章 準備② 患者から先生へアプローチする全体像
リアクションで判断する
病院の先生を好きになったときに、その先生の好意サインを知るためには、リアクションがそのヒントになります。
そして、リアクションを見るためには、患者のほうから何かアクション（行動）を起こさないと、なにも始まらないんですね。
例えば、たまに通院するだけの人でも、しばらく入院中の人でも、先生と直接会って話せるチャンスは限られていますよね。
でも、せっかくのチャンスに何も行動しないと、ほかの患者さんと同じように、ただ診察をして必要な会話をするだけで、終わってしまうのです。
そんな普通の会話の中に、好意サインは表れにくいんですね。
でも、ほんの少しの変化をつけることで、相手の反応は変わります。
そしてその変化こそ、異性としての好意の有無を知るための、大きなヒントになるんですね。
患者から先生へアプローチする場合は、まずアクションを起こし、それに対するリアクションを見て好意サインを探る、という順番があることを押さえておいてください。
脈ありサイン、脈なしサインを確かめる
患者から先生へなにかアクションを起こすと、それに対するリアクションが返ってきます。
それは主に、先生の表情や言葉に表れます。
そんなリアクションこそが、好意サインなのですね。
そして、その好意サインを見ることで、脈ありなのか、脈なしなのか見当を付けることができます。
もちろん、先生が脈ありなら、あなたから告白することでその先生と付き合えることを意味します。
脈ありか脈なしかは、表情や言葉から自然と伝わってくるものですが、サインを読み取る自信がない人は、この記事の後半をよく読んで参考にしてください。
PDCAサイクルを回す
好きになった先生にアクションを起こし、リアクションが返ってきても、それだけで好意サインを判断できないことがあります。
それは、あなたからのアプローチが小さすぎたり、先生からのリアクションが小さすぎることでサインを見えにくくするんですね。
そんなときは、PDCAサイクルを回すことで解決できます。
PDCAサイクルとは、Plan（計画）、Do（実行）、Check（評価）、Action（改善）の頭文字を取ったビジネス用語で、その4つのプロセスを繰り返すことで継続的な業務改善に繋げる考え方です。
そしてそれは、病院の先生を好きになった場合の、アプローチ方法の改善にもそのまま応用できるんですね。
好きになった先生に何をどう伝えるかを考え（Plan）、会ったときにそれを実行し（Do）、そのリアクションを確かめ（Check）、次に会ったときのために活かす（Action）。
このように、恋愛においてもPDCAサイクルを回すことで、好意サインの判断はどんどん正確になります。
第6章 準備③ この記事の内容をおさらい
この記事の目的、ゴール
ここから、実際にアプローチ方法の具体例を解説する前に、一旦、この記事全体の内容を整理しておさらいしておくことをおすすめします。
この記事全体の目的は、病院の先生に片思いしているあなたが、その好意を先生に伝えて、両思いになるのがゴールです。
そして、先生と両思いになれば、医者と患者という立場から、異性の友達や、恋人という立場に変化します。
それが、この記事全体の目的であり、ゴールです。
そして、その目的、ゴールを達成するための方法を、全12章に分けて解説しています。
第1章～第3章は、そもそも病院の先生の気持ちを理解するための心理を中心に解説しています。
第4章～第6章（今読んでいる部分）は、実際に行動する前に知っておくべき事前準備を解説しています。
第7章～第9章は、患者から先生へ好意を伝えて、距離を縮めるための告白のやり方、誘い方を解説しています。
第10章～第12章は、逆に、先生から患者に告白させるように仕向ける誘導方法を解説しています。
この記事の隅々までよく理解しておかないと、勘違いや思い込みによって好意サインを間違えてしまうこともあるので、よく読んで参考にしてください。
この記事の中に書かれていること
この記事は、全12章の中の、第1章～第9章までを読むことができます。
第9章まで読んでもらえれば、片思いしている先生に好意を伝え、デートに誘うための具体的なやり方が分かります。
でも、恋愛に慣れていない人や、自信がない人、先生からどう見られているのか不安な人や、自分から先生に好意を伝えられない人は、第10章～第12章の「先生から患者に告白させるように仕向ける誘導方法」を参考にしてください。
note記事に書かれていること
第10章～第12章は、自分から先生へ告白するのではなく、先生からあなたへ告白させるように誘導するアプローチ方法を解説しています。
そして、一番大切なポイントとも言える「好意サインの見分け方」も解説しています。
自分に自信がある人は第9章まででOKですが、失敗して傷つきたくない人や、両思いになる自信がない人、確実なアプローチ方法を知りたい人は、ぜひ第10章～第12章も参考にしてください。
ちなみに、第10章～第12章は、note記事として限定公開しています。
その理由は、先生と距離を縮める方法、先生から患者へ告白するように仕向ける誘導方法を一般公開してしまうと、ほかの患者さんや看護師さんから先生を盗られてしまうからです。
また、この記事をさらに改善、維持していくために、無料で活動していくことにも限界があるため、有料noteにさせていただきました。
買った人しか得られないチャンスなので、ぜひ本気の人は参考にしてください。
先生と両思いになれば、人生が変わります。
第7章 実践① 先生に好意を伝えるためのマインドセット
先生を癒してあげられる存在になるのが最重要
片思いしている先生にアプローチするためには、先生を逆に癒してあげられる存在になる、というマインドが必要です。
そもそも、病院の先生に片思いしている場合、先生と患者という関係性なのですから、常に先生から癒してもらっている立場ですよね。
ケガや病気を治療してもらう意味でも、精神的に支えてもらう意味でも、基本的には先生が患者を癒すのが普通の構図です。
でも、患者を癒すことに命を削っている先生を、誰が癒すのでしょうか。
いつも患者を癒している先生にとって、逆に、癒してもらえる存在こそ、ほかの患者との違いを感じさせる差別化ポイントになるんですね。
そもそも、「先生から癒してもらいたい」というマインドから、「先生を癒してあげたい」というマインドにチェンジすることで、先生から見てもあなたが特別な存在になります。
そんな差別化こそ、先生にとっては新鮮な驚きであり、それが好意サインや恋愛感情にも繋がるんですね。
いつもポジティブであるべし
好きになった先生に気持ちを伝えるためには、いつもポジティブな姿を見せることがとても大切です。
もちろん、誰にだって体調が優れないときもありますし、弱音を聞いて欲しいときもあります。
それは誰にでもあることですし、悪いことではありません。
でも、好きな人に好意を伝えるときに限っては、ネガティブなオーラを封印し、ポジティブな姿を見せることでよい印象を与えられるんですね。
ポジティブになることは、そんなに難しいことではありません。
例えば、きちんと目を見て挨拶をする、なるべく姿勢をよくする、ポジティブな言葉を口にする、など、ほんの少しの変化で相手は気付きます。
告白しても断られるかも、嫌われるかも、気まずくなるかも、というネガティブなマインドを封印し、ポジティブな気持ちを意識するだけで、ほかの患者さんと差別化になるんですね。
恋愛スイッチを入れる、迷いを捨てる
異性として恋愛をスタートさせたいなら、迷いを捨てて、恋愛スイッチを入れることでより魅力的になっていきます。
恋愛スイッチが入ると、周りの人から見てもキラキラして見えるものなんですね。
恋愛の準備といっても、ダイエットをして痩せることや、高価なエステやサプリを試すこととは全く無関係です。
本当に大切なことは、憧れの先生との恋愛をイメージするということ。
漠然と、「付き合えたらいいな」という妄想をするのではなく、デートをするならどこへ行き、どんな会話をし、どのようなカップルになりたいか、なるべく具体的に考えるようにしてください。
実際、先生と患者という関係から、恋人になったり、結婚を叶えたカップルがいるのですから、不可能ではないのです。
先生との恋愛を具体的にイメージすることで、知らないうちに恋愛スイッチが入り、先生の目にもより魅力的に映るようになるんですね。
第8章 実践② アプローチする前の準備行動
恋愛は第一印象で決まる
好きになった先生に想いを伝える心の準備ができたら、次は、実際に対面でアプローチする前の準備行動に入ります。
そしてそれは、あなたの存在を先生にしっかり認知させるということ。
つまり、ほかの患者さんたちと同列にいる今の状態から抜け出し、特別な患者として認知させることが大切なんですね。
そして、ただ相手の記憶に残ればよいということではなく、ポジティブな感情とともに記憶されることが大切なポイントです。
一つ前の章でお話したように、きちんと目を見て挨拶をする、入室から退室までなるべく姿勢をよくする、ポジティブな言葉で感謝を伝える、健康的な生活に取り組む努力を見せるなど、ほんの少しの工夫で好印象を与えられます。
こまめに通う、記憶を定着させる
先生に好印象を与える工夫ができるようになったら、それを継続することが大切です。
ちょっと想像してみてください。
ある日突然、ほぼ初対面の人から告白されたら、嬉しいというよりもびっくりして引いてしまいますよね。
だから、好印象を継続的に与えることで、そのよい印象が定着するのです。
そして、好きになった先生に、継続的に好印象を与えるためには、一定期間、こまめに通うことが欠かせません。
人間の記憶は、何度も繰り返し認知させることでようやく短期記憶から長期記憶へ定着するからなんですね。
常に先生から見られている意識を持ち、ポジティブな印象を少しずつ積み重ねていくことで、好意を伝える準備が整います。
期限を決める、見切りをつける
患者から医者へ好意を伝えるためには、期限を決めることが大切です。
そもそも、気持ちを告白したらどのような反応をされるか、誰もが不安なはずです。
でも、その不安を克服しないと、あなたの気持ちは先生に伝わりませんし、もしも両思いだったとしても、お互いにそれを知らずに終わってしまうんですね。
逆に、期限を決めると勇気を持てます。
ケガや病気など、病院に行かなければいけない理由がなくなってしまったら、もう先生に会うこともできなくなるのです。
医者と患者という関係性には、必ず終わりがあるんですね。
これを、デッドライン効果と言います。
必ず訪れる終わりを意識すれば、そのタイムリミットが逆に背中を押してくれるのです。
でも、それでも不安な人は、先生の好意サインを確実に確かめられるようになると不安がなくなります。
好意サインの見分け方は、この記事の後半で解説します。
第9章 実践③ 患者から先生へアプローチする方法、具体例
2人きりの場を作る
患者から先生へアプローチするには、まず最初に、先生と2人きりになれる空間を作らなければなりません。
当たり前に思えるかもしれませんが、完全に2人きりになれる空間を作るのは、実はとても難しいことなんですね。
実際、病院にはほかの患者さんや看護師さんの目があります。
常に、誰かから見られているのです。
そしてそれを意識しているのは、先生も同じです。
せっかくあなたに好意を持っていても、周りの人の目を意識してしまい、その好意を表に出せないこともよくあるからなんですね。
でも、完全に2人きりになれるタイミングは、簡単には作れません。
だからこそ、焦らずにそのチャンスを待たなければいけないんですね。
でも、ほかの患者さんや看護師さんから見られず、2人きりで会話するタイミングは必ず訪れます。
気持ちを伝えるためには、何時間も2人きりの時間を作る必要はなく、たった数分あれば十分なのです。
だから、そのタイミングを逃さないように、心の準備だけは常に整えておくこと。
それが、片思いの先生に好意を伝えるための、最初のステップになります。
好意を伝えるセリフ、例文
先生と2人きりで話せるタイミングが訪れたら、いよいよ言葉で好意を伝えます。
でも、絶対にやってはいけないNG行動が、「友達になってください」「付き合ってください」という、自分本位のお願いです。
もちろん、憧れている先生と異性の友達になりたい、付き合いたい、という気持ちはよく分かります。
でもそれは、あなたが求めている欲求（Wants）であり、先生が必要としている状態（Needs）ではないんですね。
そこで、先生に好意を伝える前に、「感謝」を伝えるのが正解です。
「先生のおかげで治った」「先生のおかげで前向きになれた」という風に、まずは感謝の気持ちを伝えると、あなたの気持ちを伝える準備が整います。
先生にとっても、あなたの言葉を受け止める準備ができるんですね。
そして、ただの患者と医者ではなく、個人的な関係を求めている意思を伝えるためには、明確に誘う必要があります。
やはりここでも、「デートをしてください」と自分本位のWantsでお願いするのはNGです。
相手の立場に立って、「お礼をさせてください」という名目に置き換えることで、先生を誘うことに必然性が生まれます。
さらに、いきなり「レストランで食事しませんか」と言われたら、先生も違和感を感じてしまいます。
そこで、「雰囲気のいいカフェがある」「リラックスできるお店を紹介したい」、という風に、相手にとってのメリットを名目にしつつ、あなたが先生を癒す側になる逆転の関係に誘導することで、あなたの好意を明確に伝えつつ、先生の意思確認を促せるんですね。
脈ありサインが大前提
患者から医者へ好意を伝えるのは、そのやり方だけ見ると簡単に思えるかもしれません。
実際、やるべき方法はとてもシンプルです。
でも、恋愛に慣れている人や、異性との会話が得意な人なら、ここまでのステップがとても簡単に思えるかもしれません。
逆に、恋愛に慣れていない人や、異性との会話が不得意な人は、自分から異性を誘う自信を持てない人もいるのではないでしょうか。
実際、恋愛に慣れていないと、緊張感が相手に伝わってしまい、イエスの気持ちもノーになってしまいます。
でも、自信がない人でも、逆に、先生から患者へ好意を伝えさせるように仕向ける誘導もあるので、この記事の続きで紹介しているのでぜひ参考にしてください。
第10章 応用① 好意サインの見分け方
仕草から分かる好意サイン
この第10章からは、noteで内容を公開しています。
先生の好意サインは、仕草から見分けることができます。
その方法をnoteで解説しています。
行動から分かる好意サイン
先生の好意サインは、行動にも表れます。
先生の行動から分かる好意サインも、noteで具体例を解説しています。
会話から分かる好意サイン
先生の好意サインは、会話からも分かります。
会話から判断する好意サインも、noteで具体例を解説しています。
第11章 応用② 先生側から誘ってくるように仕向ける誘導、具体例
シンプルで確実な意思表示、基本ルール
この第11章も内容をnoteで公開しています。
先生からあなたへの好意を、先生から告白させるように仕向ける誘導のやり方は、一つしかありません。
その具体例をnoteで解説しています。
好きだと気付かせる、明確に好意を伝える
医者が患者へ抱いている好意を、患者に言葉で伝えやすくするための、背中を押すための方法の具体例を解説しています。
あえて身を引く、希少性の原理
患者に好意を持っている医師が、それを伝えなければいけないという気持ちにさせるための誘導方法をnoteで解説しています。
第12章 応用③ 先生から嫌われるNG行動
重い告白はNG
この第12章の内容もnoteで公開しています。
好意の伝え方を間違えると、相手から「重い」と思われてしまいます。
重い告白にならない、自然な伝え方をnoteで解説しています。
完璧すぎるのもNG
事前準備は大切ですが、用意周到すぎると相手は引いてしまいます。
noteでは、自然に好意を伝えられる具体例を解説しています。
ギブアンドテイクもNG
先生から患者へ好意を伝えるように仕向けるために、あなたから先生へ誘導するやり方を解説していますが、焦って、回答や連絡先を要求してしまうのはNG行動の一つです。
その理由と対策も、noteで解説しています。
まとめ
恋愛は早い者勝ち
病院の先生を好きになったあなたに、一つだけ知っておいて欲しいことがあります。
それは、恋愛はいつも早い者勝ち、という法則です。
そもそも、あなたが「素敵だな」と感じる先生は、ほかの患者さんや看護師さんから見ても素敵なはずです。
そして、別の言い方をすると、ほかの患者さんや看護師さんも、その先生を狙っているのです。
つまり、その先生があなたに好意を持っていても、先にほかの人からアプローチされることで、心が揺らいで盗られてしまうこともあるんですね。
そもそも、どんなケガでも病気でも、その病院へ通わなければいけない理由がなくなれば、もう先生には会えません。
だから、1日も早く行動することが大切なんですね。
病院の先生と付き合うとこんな感じ
患者と医師という立場から、恋人という立場になると、今の暮らしは大きく変わります。
今までは憧れだった先生と、プライベートまで一緒にいられるようになり、想像できないほど幸せな日々が待っています。
でも、患者と医師という立場上、先生がそれをオープンにできないことがあるということも、理解してあげてください。
例えば、正式な恋人関係になっても、看護師さんにはバレないように秘密にしておくのが普通です。
患者と医者という立場上、恋人になっても制約があるという点を忘れないでください。
あなたの体験談をお寄せください
あなたの体験談をお寄せください。
好きになった先生と付き合えたエピソードや、失敗して気まずくなってしまったエピソードは、同じように病院の先生を好きになってしまった人にとってはとても貴重な体験です。
この記事をさらに改善し、一人でも多くの医師と患者さんが幸せになるよう、たった一言でもいいのでぜひコメントしてください。
お待ちしています。
